タッチレールのアフターメンテナンス

タッチレール
1年ほど前にタッチレールを取付けた
ヤマハ グランドピアノ C3Lの
調律とタッチレールの点検調整にお伺いしました。

ヤマハC3L
プロのピアニストさんがご使用のピアノですが
本番で弾く事の多いスタインウェイと
ご自宅のヤマハのダウンウエイトの差に、戸惑う事も多いとか。
そこで前回タッチレールを取付けて
C3LのDWをスタインウェイと同じウェイトに調整しました。
この年式のヤマハのC3はダウンウェイトが60g前後ある事が多く
素の状態では鍵盤は重く、繊細なタッチを表現し難い場面があるかと思います。

タッチレールを取付けて、1年ほど弾いて頂いたご感想は
「タッチレールいいですね。ホールのスタインウェイを弾いても違和感がないです!」
と大変ご満足頂いているようです。

タッチレールの調整
時間の経過や季節変化などで
鍵盤のウェイトは微妙に変化します。
タッチレールの場合、ツマミを回すだけでウェイト調整が出来ますので
取付け後の再調整も手間が掛かりません。

グランドピアノ
お手持ちのグランドピアノの鍵盤が重たくて悩んで居られる方は
タッチレールの導入を検討なさっては如何でしょうか。

タッチレールに関しては以下を参照ください↓
http://www.piano-tokyo.jp/touch-rail.html

 

 

 

渡辺ピアノ調律事務所
〒154-0016 東京都世田谷区弦巻1-20-14
E-mail  info@piano-tokyo.jp
url  http://www.piano-tokyo.jp/
weblog  http://www.piano-tokyo.jp/blog/

WAGNERピアノのタッチ調整

WAGNER PIANO
子供さんが主にご使用の
WAGNER(ワグナー、東洋ピアノ)の調律や調整。

ご依頼内容としては
「レッスン先のピアノがグランドピアノであることもあり
自宅のWAGNERの鍵盤が軽く感じるのと、音色がキンキンするのが気になります」
というもの。

調整が十分でない東洋ピアノに
比較的多く見受けられる症状です。

午前中に先ず調律を済ませ、
その後タッチの調整を。

作業前の鍵盤のウェイトは
ダウンウェイトが

  • 低音セクション 60gから52g
  • 中音セクション 45gから48g
  • 高音セクション 50gから52g

低音が少し重過ぎるのと
中音が極端に軽過ぎること。
中音から高音にかけて逆に重くなっていて
バランスが悪いようです。

アップウェイトは

  • 低音セクション 23gから25g
  • 中音セクション 20gから25g
  • 高音セクション 22gから24g

中音のアップウェイトが極端に不足していて
高音ももう少し増やしたいところです。

タッチ調整鉛を配置

タッチ調整鉛
分銅を使って二種類の重さの
タッチ調整を配置していきます。

作業後のダウンウェイトは

  • 低音セクション 55gから53g
  • 中音セクション 52gから50g
  • 高音セクション 50gから49g

アップウェイトが

  • 低音セクション 24gから25g
  • 中音セクション 25gから26g
  • 高音セクション 27g

になりました。

低音セクションの黒鍵が
白鍵に比べて重いので
バランスパンチングクロスの手前をカットし
白鍵とのバランスをとっています。

キンキンしていた音色は
ハンマーの針入れによる反応が素直でしたので
針入れのみで、いい感じの暖かい音色に仕上がりました。

ロストモーションがずいぶん出ていましたのでカラ取りをし、
レットオフは全域で
6mmから7mmと広めになっていましたので
高音を2mmから2.5mm程度まで詰め、中音3mm、低音3.5mmとしました。

ダンパースプーンの掛かりは大分遅めになっていたので
1/2に修正しておきました。

試弾

作業後、タッチや音色をチェックして頂いてOKを貰いました。
レッスン先のピアノがグランドピアノという事ですので
あとはグランフィールを取付ければ
さらに違和感なく練習が捗ります。

 

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