グランフィールの取付け(EARL WINDSOR)

エンブレム
アップライトピアノに
グランドピアノのタッチと響きを再現可能な「グランフィール」
EARL WINDSOR(フローラピアノ)W113に取付けました。

このピアノは以前、湿気にやられスティックぎみで
音の出難い鍵盤が散見されるピアノでしたので
以前こちらでセンターピンの全交換や
鍵盤の前後ブッシングクロス貼り替え等々を済ませてあり
アクションの動作は快調です。

2人のお子さんがご使用のピアノで
レッスンも進んでいくにつれ
次第にトリルや連打の出てくる曲を弾くようになり
普通のアップライトでは弾き難い場面が出てくるように...

という訳でグランフィールを取付ける事になりました。
夜用の電子ピアノをお持ちですので
施工期間はそちらで凌いで頂き、ご不便お掛けしますが
取付け後は快適な縦型グランドピアノになります。

バット加工
ハンマーバット加工。
ジャックを素早く動作させる為に不可欠な作業です。
バットスキンはオリジナルのものが問題ないレベルですので
そのまま再利用します。

ドロップスプリング
グランドピアノのドップスクリューに該当する部品を追加。
アップライトピアノなのにグランドピアノのような華のある響きを得られます。

レペティションスプリング

ジャックの手前に新たに追加されたレペティションスプリング
これまでアップライトピアノに足りなかった部品の一つです。

グランフィール取付け完了
グランフィールパーツの取付け、加工、調整が済んだら
お客様の元にアクションを納品して調整作業を済ませると完成です。

これまで弾き難かった連打やトリルが弾きやすくなっています。
グランフィールは連打やトリルの弾きやすさも魅力ではありますが
某K氏も言うように、「音が途切れる事なくレガートが弾ける」
というのも重要なポイントです。
アップライトのダンパーはハンマーのストロークの
おおよそ1/2のあたりで効きはじめるようになっています。
そしてアップライトは
鍵盤を一度元の高さまで戻しきらないと原則次の打鍵が出来ません。
すると鍵盤を完全に元の位置に戻し切る前に止音されてしまうので
レガートを弾こうとした際、僅かに音が途切れるという事も起こります。
グランフィールでは、グランドピアノと同じ様に
鍵盤を戻しきる前に次の打鍵が可能になっていますので
レガートを弾く場合にも有利と言えます。
アップライトピアノをグランドピアノ化するという事は
様々な奏法においてそのメリットを享受出来るのです。

グランフィールの取付け(EARL WINDSOR)@東京都世田谷区

 

「グランフィール」については
以下のページに詳細を掲載しております↓
http://www.piano-tokyo.jp/granfeel.html

 

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